アスペなエース君 幼稚園② アスペな息子の驚くべき才能
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さわです。
同年代の友達と上手く関われない息子、エースですが、そんな彼の驚くべき才能に気づいたのもこの時期でした。
1つは、人間離れした記憶力
その①
幼稚園の教室に、園児一人一人の誕生日が書いて貼ってあるのですが、それを全て記憶していました。
当時のクラスは、園児25人ほどと先生1人
〇〇君の誕生日は〇月✖日、〇〇ちゃんは〇月✖日、先生は~
というように、クラス全員の誕生日を言えたのです。
その②
エースは信号機と踏切が大好きで、信号機や踏切の場所はもちろん、形まで記憶していました。信号機に関しては、LEDか電球型か、正確に覚えていました。
その③
世界の国旗を全て覚えました。確か200か国ちょっとあったかな。おそらく、その三分の二くらいは、世界地図とリンクして覚えていました。
他にも、時計の種類や携帯の着信メロディー、電化製品のメーカー名など、自分が興味を持ったものは、すさまじい勢いで記憶していました。
ちなみに、その記憶力は今も健在です。
2つ目は、誰かに教わったわけでもないのに、将棋やチェスのやり方を知っていた。
私のパソコンに将棋やチェス、トランプゲームなどが入っているのですが、それで遊んでいるうちに、いつの間にかルールを覚えていました。
おもちゃの将棋やチェスを買ってあげたら、一人チェス、一人将棋をやっていました。
ちなみに、たまに主人と将棋をやることもありましたが、やはり大人には適いません。
興味を持っただけで、特に将棋が上手になったわけではありませんでした。
そんなエースは年長になるころには、文字もすらすら読めるようになり、当時はよく取扱説明書を読んでいました。
いつの間にか、彼の愛読書は、取説になっていたのです。
特に電化製品の取説は大好きで、うちの電化製品は勝手に設定を変えられることが度々あり、大変なことになっていました。
感電しかけたこともありました('◇')ゞ
故障しかけて使わなくなったファクシミリをエースにあげたら、音の設定を変えたり分解してみたり楽しんでいたまではよかったのですが…。
なんと、電源が入ったまま、電気コードをハサミで切ろうとしたのです。
ガタガタガタッという凄い音と、エースの悲鳴が聞こえて行ってみると、
電気コードとハサミが黒く焼け焦げ、エースの小さな手は、指と指の間の皮がむける怪我を負っていました。
予期せぬ行動とはいえ、私の不注意でもある。
電化製品の危険性も、ちゃんと教えておくべきだった。
念のため、病院で診てもらいました。
指の怪我だけで身体に異常はなかったけど、エースは痛かっただろうし、すごく驚いてショックを受けたと思います。ごめんね、エース。
そんなエースのことを、エースのおじいちゃんおばあちゃん、親戚の人たちは、天才だと言って自慢していましたが、私は嬉しい反面、ますます心配になりました。
ネットや本で、発達障害のことを調べてみると、エースはアスペルガーの特徴にほぼ当てはまっていたのです。
ということで、いよいよ、臨床心理士に相談することにしました。
幼稚園③に続きます。
こちら ↓ 参考になった本です。
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