アスペなエース君 小5 やっぱり言わずにはいられなかった・・
ご訪問ありがとうございます。
さわです。
林間学校も無事に終わり、塾のテスト2回終わったら少しの間一休み。
あとは楽しい楽しいクリスマスです。
一か月ほど前のことですが、エースの小学校のミシンボランティアというものに参加してきました。
5年生が初めてミシンを使ってナップザック作りをするので、そのお手伝いをするのですが、、、私、正直家庭科は得意ではありません。ミシンも家の物置にしまったきり、何年も出していません。
そんな私に、知り合いのママさんが無茶振り💦
「人が足りないのよ~。子供たちが怪我しないか見てるだけで大丈夫だから、手伝いとっても間違えて縫ったりしたところを解いてあげるくらいだから」
と、頼み込まれて渋々OKしてしまいました。幸い、私は在宅で仕事をしているので、時間的融通はききます。エース達の様子を見るいい機会でもあるので、3日間全て参加しました。
そしていよいよ、ミシンボランティア1日目。
家庭科室に行くと、すでに家庭科の先生と子供たちは既に席に着いていました。
家庭科の授業は、60歳代くらいの教担のFY先生が担当していました。
ここで、ちょっと違和感。。。
いつもだったら、「エース君のお母さん!」と、手を振ってくれる子が何人かいるのですが、みんなちらっと私たちの方を見るだけ。軽く会釈してくれる子はいたのですが、なぜかみんな緊張気味?それとも元気がない?それとも、もう高学年だから少し会わない間に落ち着いたのかな?なんて思っている間にも、先生は作業工程の説明に入り、早速ナップザック作り開始。
ここでうちのエース君、その日までに終わっていないといけない、袋両脇のしつけができていないことが発覚💦
幸い、地域のボランティアの人に教えてもらいながら進めていたので、私は一歩引いて見守っていました。
エース達のグループは、その地域のボランティアさんにお任せして、私は他のグループを見ていました。慣れないながら、ミシンの準備や糸通しなどを手伝っていると、少し離れた場所から怖~い声が聞こえてきたのです。
「なにこれ!できてないじゃない!」
「そんなこと誰も教えてないっ!」
「使わない物はしまっとけって言ったでしょっ!」
子供たちが緊張していた原因はこれだったのかも。。。
そう、家庭科担当の、FY先生の怒声でした。
ナップザック作りは、ほとんどの子が初めてです。それでもみんな、わからないことがあればボランティアさんや友達に聞きながら、一生懸命取り組んでいました。
みんないい子達で、授業の妨害をする子など一人もいません。若干取り組み拒否していたのはエースくらいで、みんな頑張っていました。
それなのに、FY先生はことごとくダメ出し。子供たちを一切褒めません。
やっと袋両脇のミシンかけが終わって、嬉しそうに見せに来た子に「できてないよ!」と切り捨て、時間ギリギリに質問をしに来た子に「今何時だと思う?あんたの質問に答えてたらどうなる?」と意地悪な口調で言い、その日の作業を終えて片づけをしていた子に「あんた、5年生なのにこんな縫い方して恥ずかしいよ」と、またまた意地悪口調。。。
ちなみに、好奇心旺盛なエースは人が使っているミシンを触っていて怒られていました。これは危険なことなので怒ってもらってOK。
それにしても、先生怖すぎ、というかひどすぎ!!
褒めて伸ばそう、大人でも子供でもいいところを見つけて褒めてあげようというこの時代に、昭和の鬼教師みたいな先生が未だにいたなんて、正直驚きました。はっきり言って時代錯誤です。
ただ、この様子を見て、私は「なるほどな」と納得したことがありました。
以前から、何人かのお母さん達から「うちの子、家庭科が嫌で学校行きたくないって言うんだよね」というような話を聞いていたのです。男女問わずです。
中には本当に学校を休んでしまう子もいたようです。エースの友達では、「家庭科なんて別にできなくてもいいじゃん、なんで裁縫なんてやらせんだよ」って愚痴っている子がいました。他にも、夏休みの宿題でマスコットを作ったらダメだしされた子もいれば、ナップザックのしつけ縫いが雑でみんなの前で笑いものにされてた子もいたそうです。
うちのエース君は、思えば4年生の頃からFY先生の授業は取り組もうとしませんでした。4年生の時は図工と書写がFY先生の担当だったのですが、図工は下書きをしたがらない、彫刻刀は眺めているだけで作業に取り掛からない、書写は途中でトイレに行ってしまうなど。。。担任の先生から話を聞いていました。
きっと、絵が下手なエースは同じように、「4年生なのにこんな絵描いて恥ずかしいよ!もっと丁寧に!」などとダメ出しをされていたのかもしれませんね。
3年生の時は図工を楽しそうに取り込んでいたようだし、今も担任の先生に教えてもらいながら絵や工作で自分の世界観(マニアックな)を表現しているそうです。
ナップザック作りも、しつけがなかなか進まないという話は聞いていましたが、私がボランティアに行った初日は地域のボランティアさんに指導してもらいながら頑張って進めていたし、2日目もスクールコーディネータさんに指導してもらいながら楽しそうにミシンかけをしていました。
ということは、、、なるほど。。。
FT先生の授業はやる気が起きない、というか取り組み拒否?
ある意味、いい度胸しているなぁと感心してしまいました(;^_^A
なるほど・・・あれじゃ家庭科嫌いになるのも無理ないわボランティアはあまり気が進まなかったけど、この様子を見ることができたので、参加した甲斐はあったかな(;^_^A
その日、もう一人のママボランティアさんとランチしながら、あれはひどすぎる、教務主任か教頭先生に言った方がいいね、という話になりました。
5年の担任は、FY先生よりも二回り以上若いと思うので、クレームを付けたとしてもFY先生は伝えづらいと思います。まだまだ年功序列な世界、ベテラン先生に意見できる先生は少ないのでしょう。だから、FY先生は自分の指導が悪いとは思わないままきてしまったのかもしれません。私達ボランティアに対しては決して横柄な態度は取らないんですけどね。。。
そして2日目のボランティアの後、教頭先生に私たちの意見を伝えて、改善してもらいうとしたのですが。。。
やはり私、本人に伝えずにはいらせませんでした。
2日目も相変わらずダメ出しの連発だったので、授業が終わって帰るころ、
ちょっとドキドキしながら・・・
私「FY先生、ちょっとよろしいですか?」
FY先生「はい、大丈夫ですよ」
私「授業の様子を見ていて思ったのですが、もう少し子供達を褒めてあげてもいいんじゃないですか?」
FY先生「・・・そうですね」
私「みんな初めての作業だけど、一生懸命取り組んでいます。頑張ってやったところを先生に見せに来た子に対して「できてないよ」と切り捨てるような言い方はどうかと思います」
FY先生「すみません、私も作業を進めないといけないと思っていて、余裕がなかったのかもしれません」
私「そうですね、先生も大変だと思います。器用な子不器用な子がいて進度も違うのでね。ただ、みんな頑張っているので、それを褒めてあげると楽しく取り組めると思うんです。先生の言葉で傷ついている子が結構います。本来楽しいはずの家庭科が嫌だという子もいます。危険を伴うこともあるので余裕がない時もあると思いますが、出来たことに対してはダメ出しではなく褒めてあげたほうが子供たちはやる気が起きるんじゃないでしょうか」
と、そんな話を3分ほどしていました。FY先生は若干驚いていたようです。まさかボランティアそんな指摘されるとは思っていなかったのでしょう。
私は逆切れされたらどうしようと、ドキドキしていましたが、そこはさすがにFY先生、大人な対応をしてくれました。
FY先生「ありがとうございます。また何か気づいたことがあったら教えてくださいね」
私もほっとして、ボランティア最終日は楽しく参加することができました。
ナップザックもみんな無事に完成しました。
FY先生、出来上がったナップザックを見せに来る子供達に、「よかったね~、よく頑張ったね~」と、笑顔を見せていました。
子供達も嬉しそうでした。
ちょっと私、言いすぎてしまったけど、FY先生が大人な対応をしてくれたおかげで、改めてボランティアに参加してよかったと思いました。
続く。
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