アスペなエース君 小4 子供の悩みと大人の価値観
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さわです。
少し前の話になります。
小学3年の時に、エースに危害を加えたことのある乱暴者の隆行が、またターゲットゲットを変えて、クラスの友達に危害を加えているらしいのです。
あれだけ懲らしめたのに、まだ懲りていないのかっ!
ターゲットにされた男の子R君は、人当たりが良くて友達にも好かれるタイプの子です。エースのオンラインゲーム仲間でもあります(エース曰く、現実世界でもよく話すよ、とのこと)。
いじめられるタイプではないのですが、なぜか隆行から何かときついことを言われたり、時には暴力を振るわれたりして、学校を一週間くらい休んでいたこともあったようです。
お母さんが担任の先生に相談すると、先生は即対応してくれたみたいです。
「学校に行きなくなくなるほど傷ついている子がいるのに、平気で好き勝手にふるまっている隆行は許せない!」
と、またまた隆行&隆行母は学校に呼び出されたことでしょう。
R君は、今は落ち着いているらしく、学校にも普通に通っています。
私はその話を聞いて、R君のお母さん、えらいと思いました。
子供の気持ちを察して、つらい時は学校を休ませてあげる決断ができる。
仕事の都合もあって大変なはずなのに。
子供も、つらいことを我慢しないで打ち明けられる環境に育ってよかったと思います。
この家族のコミュニケーションは、将来的にも、とても重要です。
学校に行きたくないなんて子供が言い出すと、親や学校の先生達は、皆親身になってその子の話を聞くでしょう。
けど、私もそうですが、大人は心の中では学校に行ってほしいと思っています。だから、学校に行かせることを前提で話を進めます。
特に、中学生にもなると、受験が絡んでくるので、
「そんな奴に負けちゃだめだよ!」
「そんなの無視していればいいんだよ!」
なんて説得し、学校に行かせようとする。
気持ちはわかるけど、その子にとっては「そんな」なんて軽い悩みじゃないと思います。
その子の何倍も生きている大人から見れば、小学校や中学校のいじめは、長い人生のほんの通過点、過ぎてしまえばどうってことない過去かもしれません。
だけど、直面している本人には、とてつもなくつらく、深刻な状況なのでしょう。
「そんなの」などと軽視せず、焦らず、まずはその子の気持ちを汲んであげることが大事だと思いました。あとは、迅速な対応ですね。
続く。
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