アスペなエース君 小4 時間走記録会
ご訪問ありがとうございます。
さわです。
うちのエースの学校では、12月初旬になると時間走記録会という行事があります。
目的は体力づくり。
11月過ぎから、週に3回ほどの朝のジョギングタイムが始まり、生徒達は自分のペースでグラウンドを走ります。
1、2年生は3分間
3、4年生は4分間
5、6年生は5分間。
それぞれ決められた時間で、グラウンドを何周走れるか、自己記録を更新できるか、みんな頑張って取り組んでいるようです。
その成果を図るのが時間走記録会、保護者も見学(応援)OKなのです。
私はもちろん、毎年見に行っています。
エースは、スイミングクラブでかなりの距離を泳いでいたわりには、あまり持久力がありません。同学年では中間よりやや遅め。
去年なんて、途中途中で歩いていて、女子に「エース君しっかり!」なんてカツを入れられていました(;^_^A
今年もあまり期待せず、とはいえ少しは成長していることも期待しつつ、見に行きました。
4年生にもなると、恥ずかしさや緊張があるのかな。授業参観の時も記録会の時も、エースは「見に来なくていい。来るならこっそり来て」なんて言っていました。
あのマイペースなエースでも緊張するんだぁ。これも成長の過程かな。
学校に行くと、今年もたくさんの保護者の方が見に来ていました。
久々にお母さん達と話をしたのですが、うちと同じようなことを言っている人が何人かいました。
「なんかうちの子、今朝になって喉が痛いとか言うのよね…」
「うちもそう、頭痛いとか言い出して、ランニングカード持っていこうとしないの」
「うちなんて、見に来なくていいとか言うし」
「去年まではそんなことなかったんだけどね…。応援に行くと喜んでくれたし…」
そんな年頃なんでしょうかねえ(^-^;
人に見られると緊張するという感覚が、育ってきているのかもしれませんね。
でも、緊張するってことは、しっかり頑張ってやろうという気持ちがあるからじゃないかな。
いい加減な気持ちでやるのなら緊張なんてしないだろうし。
そして、いよいよスタート。
4年生は2グループに分かれて走ります。
エースは1グループ、最初に走りました。
実は、うちのエース君、私には後に走る(2グループ)と言っていたんですね。
1週目、私達が見ている前を走者達が走りすぎていくとき、エースが走っていたことに気づきませんでした。エースは次の回に走るものだと思っていたので、私はぼんやりと見ていたのです。
2週目、速い子集団が通過し、中間集団に見覚えある靴を履いた小柄な子が!?
「あ、いた!」
と、つぶやく私の声に、隣で見ていた親しいお母さんは「エース君いるよぉ。気づかなかったの~」と、呆れていました。
3週目、若干ペースが落ちて、二人くらいに抜かされていました。
声をかけないほうがいいかなぁ…。低学年の頃は応援すると気合が入ってスピードアップしたんだけど…。などと、よそ母さん達と話してはいたんだけど。
「エース頑張れ!!」
やっぱり言ってしまいました。
それに便乗したかのように、近くで見ていたお母さん達も我が子を応援してました。
「頑張れ~!!まだまだ行けるよ~」
「あと1分、ペース上げて~」
「あと30秒、ダッシュだよ~!」
「頑張れ~!サンタさん待ってるよ~」
いいですね。我が子を応援できるって、親としてとても幸せだと思いました。
結果、エースは4分間で1k10m走りました。
去年と同じく、クラス平均よりやや遅めかな。
でも、今年は歩かなかった。よく頑張りました。
エース、お疲れ様。去年より、だいぶ記録伸びたね。
その夜、エースが頑張ったことを主人に報告して、二人でエースを褒めてあげました。
次は、時間走記録会の余談になります。
こちら ↓ 参考になった本です。
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