短所は長所! 自慢の息子はアスペルガー

アスペルガーの長所は短所でもある。生活力はないけど勉強はできる。マイペースで協調性はないけど、その分人に左右されない。人と自分を比較しないから、優越感も劣等感もない。人に関心がない分人の悪口を言わない。そんな息子、エースの成長記録や、現在検討中の中学受験について書いてあります。

アスペなエース君 小4 小学校の公開授業

ご訪問ありがとうございます。

さわです。

 

 

先週の土曜日は、エースの小学校の、年に三回ある公開授業でした。

授業の公開は午前の4時間目まで。先生達も、午前中ずっと見られているのは大変ですね。

 

今回は、うちのエース君、4年生最後の公開授業でした。

私は3時間目の社会と、4時間目の学習発表を見てきました。

 

社会の授業は、各グループで都道府県クイズを出して、グループごとに答えてもらうという内容でした。

エースは、都道府県は全て覚えていて、県庁取材地もほぼわかっているので、またまた退屈しているのかなと思ったけど、国語や算数よりは授業に参加していました。

同じグループの子達に答えを教えてあげる役割をしていたようです。

 

4時間目の学習発表は、これもまたグループでの発表。

 理科や社会の授業で調べたことを、グループで協力してまとめ、劇や解説などで発表するという内容でした。

エースは社会②のチームでした。

芝居をやる人、ナレーション、解説、小道具係などに分かれていて、エースは小道具&プログラムをめくる係でした。台詞のない役を自分で選んだようです。

ところが、当日は、エース達のグループは2人欠席がいました。

そのうちの、一人の解説をエースが担当することになったようです。

急な変更が苦手なアスペ君、やはり舞台の上では落ち着かず、うろうろしている時がありました。それでも、メモも見ないで解説をすらすら言えるところはさすが!

たぶん、エース的にはパニック気味だったと思うけど、よく頑張りました。

 

公開授業を見に行って、つくづく思うこと。

エースはやはり、彼の長所を伸ばすためにも、中高一貫の私立中学に行った方がいいのではないか。。。

上にも書いているように、小学校の授業はグループでの活動が多いのです。

学校では、運動会や音楽会、レクリエーションなど、集団で協力してやる行事はたくさんあるのだから、個人的には授業にまで、何かとグループ活動を強制する必要はないと思うのですが。。。これは少数派の意見かもしれませんね。

 

グループ活動で、協調性やコミュニケーション能力を養うのは、確かに良いことだと思います。仲間と共に何かをやり遂げた達成感を味わう体験も必要です。

小学校や公立中学では、それを重要視し、学校行事以外にもグループ活動を多く取り入れています。(公立の中高一貫校では、入試にグループ討論があるくらいなので)

つまり、個人の能力を伸ばすことよりも、協調性や対応力、課題の提出などに重きを置き、それが評価につながる傾向です。

 

私の見解としては、

エースはコミュニケーション能力や生活力が低いが、それを他の子と同じラインまで高める必要はないと思う。

嫌われなければいい。マイペースでも、今までのように、集団生活になんとかついて行ける程度でよい。

他の子達と同じような協調性やコミュニケーション力を強要するよりも、エースの持っている能力を伸ばし、発揮できる環境を選びたい。

 

そのためには、エースに合った、エースの長所を伸ばしてくれる中学に行った方がよいと思うのです。

まだエース自身は、地元の公立中学に行くか、中学受験をするか、若干迷っています。小学校には気の合う友達が何人かいて、中学に行ってもその子達と仲良くしたいという気持ちがあるのでしょう。

 

まぁ、決めるのはエース自身です。

地元の公立中学を選んだとしても、それは受け止めなければいけませんね。

 

 

最後まで読んで下さって、ありがとうございます。

 

続く。

 

 

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