アスペなエース君 小4 ゲームのやりすぎは学力低下になるの?
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さわです。
先日うちの主人が、地域では有名な小児科の先生の講演に行きました。
テーマは【成長期の心と体の変化】です。
その中で、インターネットやゲームなと学力の関係についての話もあったそうです。
平日にテレビゲーム(PC、携帯型ゲーム機、従来型携帯、スマホを含む)をする平均時間は、現在の統計で、中学生で1,6時間、小学生で1.3時間でした。
うちのエースは、平日の習い事がない日は、なんと3時間くらいやっています💦
メディア接触と学力の関係では、以下のような調査結果が出ていました。
ゲームを1日4時間やって勉強を1日2時間している子よりも、ゲームは1日1時間未満で勉強を1日1時間している子の方は学力が高い。
では、なぜメディアとの接触が多いと学力が落ちたり、乱舞になったりするのか?
それは、脳の前頭前野が働かないからだそうです。
難しいことや詳しいことは、専門家さんのブログに書いてあるので割愛しますが、いずれにしても、ゲームやインターネットのやりすぎは良くないということです。
ネット依存が問題になっているくらいなので、ほどんどの方は百も承知でしょう。
うちもそうです。
分かってはいても、エースがゲームやYouTubeに長時間没頭していることを許していました。
そして、確かに、学力にも若干の影響がありました。ゲームのせいだけではないと思いますが、一因ではあると思います。
エースが小学生になった時、うちで決めたルールがあります。
1、生活のペースは崩さない。(遅寝遅起きはしない)
2、食事は朝昼晩摂る。
3、学校の翌日の支度と宿題さえやれば、あとは自分の好きなことをしてOK。
(宿題は帰ってすぐにやらなくても、その日のうちにやればOK)
以上です。
1と2は今でも実行できています。習い事で帰りが遅くなる時でも、夜10時には寝るようにしています。
問題なのは3です。
宿題と明日の支度はしているのですが、いつの間にか、自分の自由時間を全てゲームやYouTubeに費やすようになっていたのです。
低学年の頃は、まだよかったです。
ゲームもやっていたけど、マニアックな趣味(電化製品いじりや謎の実験など)に走ったり、好きな図鑑を見たり、家族でトランプや将棋を楽しんだりもしていました。
やっていたゲームも、ちょっとは頭を使うものだったり、家族で楽しめるWiiだったりと、わりと健全だったかな。
ちなみに、エースが小学1年~3年くらいにやっていたゲームは↓こんな感じです。
私のiPhone:パズドラ、世界地図、日本地図パズル、マリオrun
3DS:スマブラ、マリオメーカー、ポケモンサン&ムーン(ムーン版)など
変化があったのは、4年生の6月くらいからです。いくつか前のブログにも書きましたが、この時期は夏の暑さも相まって不調続きでした。
これも書いたかな? ゴールデンウィークに、前から欲しがっていたゲーム機、任天堂switchを買ってあげたのです。そして、や前からやりたかったゲームソフト、スプラトゥーンも一緒に買いました。
しかし、そのスプラトゥーンが、エースには向いてないゲームだったのかも。。。
ゲームの内容はご存知の方も多いと思います。縄張りバトルという、わかりやすくて面白いゲームなので、大人から子供まで、たくさんの方が楽しんています。
ただ、人によっては異常に興奮したり、イラついたりする可能性もあるのです。
エースもそうでした。
その様子などを、また次回に書きたいと思います。
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アスペなエース君 小4 同年代の子に比べると、まだまだ幼い
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さわです。
「アスペルガーは知識が豊富な子が多いけど、同年代の子に比べると幼く見えるんですよね」
以前、臨床心理士の先生が言った言葉です。
エースも例外ではありません。
知識が豊富で賢くて、大人と対等に話をすることもあるけど、なぜか同年代の子に比べると幼いんです。
比較的、男子は女子と比べると幼いと言いますが、その男子の中でも、小学4年生とは思えないくらい幼いです。
行動だけを見ていると、なんかバカっぽいんですよね…(;^_^A
鼻歌を歌いいながら飛び跳ねてみたり、時々意味不明なことを言って笑ってみたり、ある意味あぶないやつ…。
でも、私はエースのそんなところも大好きです。
いつも楽しそうでなにより。彼の陽気な姿を見ていると、私まで楽しい気分になります。
そんなエース君、一緒に歩いているときは、まだ自然と手をつないでくるんですよね。
私とも主人とも。
もしかしたら、学校の先生とも手をつないでいるんじゃないかなぁ。
親の呼び方は未だに、パパ、ママ。
学校で自分の親の話をするときは、お父さんお母さんと言っているらしいけど、つい「パパママ」が出ちゃうことも。
お風呂は、ほとんど主人と入っているけど、主人の帰りが遅い時はまだ私と入っています。
休日になると、家族3人で鬼ごっこをすることもあります。(これが結構疲れる)
寝るときは、ちょっと前までは居間で3人で寝ていました。
ある日、自分の部屋で寝たいと言い出したのですが、一人寝るという意味ではありませんでした。
「ママと一緒に僕の部屋で寝る」
なんて可愛いやつ♡
今は、主人は居間で、私とエースはエースの部屋で寝ています。
しかも、寒いと小さい時と変わらず私にくっ付いてきます。
ママ、ママ~と、未だに甘えてくるエース。
まだまだ恥ずかしいという気持ちは芽生えていないようです。
そんな幼いエースだから、私も可愛くて可愛くて仕方がありません💦
つい、小さい子のように接してしまうこともあります。
とはいえ、エースももう10歳。あと1、2年もすれば成長して、だんだんと親離れしていくことでしょう。
問題なのは私。
果たして私は子離れできるのでしょうか。。。
最後まで読んで下さり、ありがとうございます。
次回は、ゲームと学力の関係について書いてみたいと思います。
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アスペなエース君 小4 時間走記録会の余談(優しいお母さん)
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さわです。
先日の時間走記録会で、とても心温まる光景を目にしました。
ひとつ前のブログにも書きましたが、時間走記録会は、うちのエースの小学校で毎年12月初めに行われる行事です。
エース達の学年、4年生は、4分間でどれくらいの距離を走れるか測定します。
第1グループのエース達が走り終えた後、せっかくだから第2グループも見ていくことにしました。
皆それぞれのペース配分を考えて走り、スタートして1週(200メートル)を過ぎるくらいから距離の差が出てきます。第1グループと同様、だいたい3つの集団に分かれていきます。その最終集団で頑張って走っている女の子に、励ましの声をかけているお母さんがいました。
「いいよ、その調子。〇〇ちゃん、頑張って」
優しい控えめな声でしたが、近くにいたので聞こえました。応援というよりも、我が子を見守っているという感じがしました。
走っている女の子も、お母さんが見てくれていることで安心したのかもしれません。疲れてはいてもニコッと笑顔を返していました。
そして4分間終了の合図があったとき、女の子は偶然にも、お母さんが見ている近くでストップとなりました。順位は最後から2番目か3番目だったと思います。
それでもお母さんは、
「よく最後まで走ったね。よかったよ」
と、優しく声をかけていました。
女の子は、息を切らせながらも、お母さんの言葉にうなずいていました。
「頑張って走ったね。帰り、〇〇で待っているからね」
帰りはどこかで待ち合わせをしていたのかな。
お母さんはそんなことを言いながら、集合場所に戻っていく娘に手を振っていました。
日常のちょっとした出来事ですが、なんか感動しちゃいました。
そのお母さんと女の子のいる空間は、温かな陽だまりに包まれているようでした。
私はひそかに反省しました。
勉強でもスポーツでも、結果よりも頑張ったことを褒めてあげる。
分かってはいても、結果を重視してしまうことがあります。
大人の価値観なのか、我が子に対しての欲なのか…。
できないことがあれば、努力してできるようになってほしいと思うし、できたらできたで、もっと上を目指してほしい、頑張れば伸びるはず、なんて思ってしまう自分に反省したのです。
今回の時間走では、エースはクラス平均よりやや遅いくらいの順位でした。
全力を出せばもっと走れたかもしれません。ラストスパートをかければ、あと20~30メートルくらいは伸びたかもしれません。
というようなことを、私はエースに言っていたかもしれません。
でも、優しいお母さんと娘さんの光景を見て、エースの頑張りを素直に褒めあげる気持ちになれました。
人と比べることはない。大事なのは本人が頑張ったということ。
このことを、私はそのお母さんのおかげで再認識することができました。
あまり面識のない方ですが、感謝しています。
ありがとうございました。
ちなみに、そのお母さんの娘さんも、とても優しい子なんです。
確か、エースとは4年間同じクラスだったと思います。(2クラスしかなく、しかも女子の方が人数が多いので、4年間同じクラスの女子はわりといるのです)
怪我をしたり具合悪そうにしている子に声をかけてあげたり、エースみたいにマイペースな行動をとる子を急かさず待ってあげたりしているそうです。
優しいお母さん(ご両親)が、その子のお手本になっているのかもしれませんね。
小4日記 まだまだ続きます。
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アスペなエース君 小4 時間走記録会
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さわです。
うちのエースの学校では、12月初旬になると時間走記録会という行事があります。
目的は体力づくり。
11月過ぎから、週に3回ほどの朝のジョギングタイムが始まり、生徒達は自分のペースでグラウンドを走ります。
1、2年生は3分間
3、4年生は4分間
5、6年生は5分間。
それぞれ決められた時間で、グラウンドを何周走れるか、自己記録を更新できるか、みんな頑張って取り組んでいるようです。
その成果を図るのが時間走記録会、保護者も見学(応援)OKなのです。
私はもちろん、毎年見に行っています。
エースは、スイミングクラブでかなりの距離を泳いでいたわりには、あまり持久力がありません。同学年では中間よりやや遅め。
去年なんて、途中途中で歩いていて、女子に「エース君しっかり!」なんてカツを入れられていました(;^_^A
今年もあまり期待せず、とはいえ少しは成長していることも期待しつつ、見に行きました。
4年生にもなると、恥ずかしさや緊張があるのかな。授業参観の時も記録会の時も、エースは「見に来なくていい。来るならこっそり来て」なんて言っていました。
あのマイペースなエースでも緊張するんだぁ。これも成長の過程かな。
学校に行くと、今年もたくさんの保護者の方が見に来ていました。
久々にお母さん達と話をしたのですが、うちと同じようなことを言っている人が何人かいました。
「なんかうちの子、今朝になって喉が痛いとか言うのよね…」
「うちもそう、頭痛いとか言い出して、ランニングカード持っていこうとしないの」
「うちなんて、見に来なくていいとか言うし」
「去年まではそんなことなかったんだけどね…。応援に行くと喜んでくれたし…」
そんな年頃なんでしょうかねえ(^-^;
人に見られると緊張するという感覚が、育ってきているのかもしれませんね。
でも、緊張するってことは、しっかり頑張ってやろうという気持ちがあるからじゃないかな。
いい加減な気持ちでやるのなら緊張なんてしないだろうし。
そして、いよいよスタート。
4年生は2グループに分かれて走ります。
エースは1グループ、最初に走りました。
実は、うちのエース君、私には後に走る(2グループ)と言っていたんですね。
1週目、私達が見ている前を走者達が走りすぎていくとき、エースが走っていたことに気づきませんでした。エースは次の回に走るものだと思っていたので、私はぼんやりと見ていたのです。
2週目、速い子集団が通過し、中間集団に見覚えある靴を履いた小柄な子が!?
「あ、いた!」
と、つぶやく私の声に、隣で見ていた親しいお母さんは「エース君いるよぉ。気づかなかったの~」と、呆れていました。
3週目、若干ペースが落ちて、二人くらいに抜かされていました。
声をかけないほうがいいかなぁ…。低学年の頃は応援すると気合が入ってスピードアップしたんだけど…。などと、よそ母さん達と話してはいたんだけど。
「エース頑張れ!!」
やっぱり言ってしまいました。
それに便乗したかのように、近くで見ていたお母さん達も我が子を応援してました。
「頑張れ~!!まだまだ行けるよ~」
「あと1分、ペース上げて~」
「あと30秒、ダッシュだよ~!」
「頑張れ~!サンタさん待ってるよ~」
いいですね。我が子を応援できるって、親としてとても幸せだと思いました。
結果、エースは4分間で1k10m走りました。
去年と同じく、クラス平均よりやや遅めかな。
でも、今年は歩かなかった。よく頑張りました。
エース、お疲れ様。去年より、だいぶ記録伸びたね。
その夜、エースが頑張ったことを主人に報告して、二人でエースを褒めてあげました。
次は、時間走記録会の余談になります。
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アスペなエース君 小4 大きく分けて二つの考え方がある
ご訪問ありがとうございます。
さわです。
これまで、うちのエースを通じて色々な方と話をしました。
小学校や幼稚園の先生、通級指導の先生、習い事の先生、児童精神科のドクター、臨床心理士さんなど。
そこで私が 思ったのは、エースのことに対して、二つの見方(考え方)があるということです。
一つは、エースが快適な学校生活を送れるように指導していこうという考え方。
学校の先生や通級指導の先生、塾の前担任AY先生はこの考え方でした。
学校の先生だから当然と言えば当然です。小学校、中学校、高校と進んでいく上で、そこに適応できるスキルを身に着けていった方が良いということでしょう。
例えば、エースの場合
・授業中は退屈でも先生の話を聞けるようにする。
・計算や漢字など、授業で先生がやって下さいと言ったことは、わかりきっていることでもみんなと同じようにやる。
・ノートはとる。
・授業中、鼻歌を歌わない。
つまり、ある程度はみんなと同じように取り組まなければならないということです。
二つ目は、エースが大学(大学院)を出て、将来得意分野で活躍できるように導いていこうという考え方。
児童精神科のMドクター、臨床心理士のTM先生、現在の塾の担任SK先生はこちらの考え方でした。
長い目で見ているのでしょう。エースの特徴をよく理解し、得意分野で思う存分実力を発揮することを期待してくれています。
そのためには、本人が興味を持ったことを、どんどんやらせてあげる。最低限のルールは守らなけれがならないが、型にはめて”みんなと同じように”を強制しない方がよいということでした。
例えば、Mドクターは、
研究者は人の真似ごとなどしない。エースも同じように、自分で何かを考えだす力が小さい頃から備わっている。自分のやり方にこだわるのは悪いことではない。
ということをおっしゃっていました。
塾のSK先生は、
エースのやり方を否定しない。大人の価値観を押し付けない。
まずは、エースに合った学校を選ぶ。エースにとって居心地のよい居場所があって、のびのびと過ごせる学校を選びましょう。
とのことです。
一つ目も二つ目も、皆エースのことを考えてくれてのことなので、ありがたく思います。
例えれば、社会に適応できて人脈もある会社員タイプになるか、マイペースでちょっと変わっていても得意分野ではすごい能力を発揮し、羨望の眼差しで見られるタイプになるか。
私としては、やはり二つ目の考え方に賛成です。
親の欲なんですかねぇ…。個人的な憧れなのか…。
まぁ、いずれにしても楽な道ではありませんが…。
ということで、これまで通りなのですが、協調性よりエースの個性を大事にしていく方針です。
今は学校でも、「個性を尊重しましょう」「みんなちがってみんないい」などと指導していますが、どこまでが個性なのか、どこまでがわがままや自分勝手なのか、線引きは難しいと思います。
同じように、生活していく上でのルールの線引きも、人によって異なるでしょう。
うちの方針としては、以下の通りです。
・自分に対しても人に対しても、危険な行為はしない。
・人が嫌がることはしない。「嫌だ、やめて」などと言われたらすぐにやめる。
・ルールは守る。
このルールですが、学校生活においては、守るべきルールと、「別にそんなのやる必要ないじゃん」というようなルールを、個人的に線引きをしてみました。
守るべきルール(主に学校全体として決められているルール)
・運動会や音楽会、長縄8の字じゃレンジなど、みんなで協力し合ってやること。
・時間割
・宿題の提出
・友達間で話し合い、本人も合意した上で決めたルール
(昼休みの鬼ごっこや学習発表会の練習など)
・遠足の時のお菓子交換は禁止。(アレルギーの子の対策)
などです。
特に守る必要がないと思うルール(クラス担任が独自に決めたルール)
・ノートは必ずとる。
・新しい漢字はノートに7回書く。
・授業の「めあて」を必ずノートに書く。
学習する内容を意識させるのは良いが、強制する必要はない
・お楽しみタイムで、引いたくじに書いてある人やキャラクターモノマネをする。
はっきり言ってパワハラ。モノマネが好きな子はいいけど、そういうことが嫌いな生真面目な子には苦痛でしかない。
・自由学習の宿題といいながら、先生の意向に合わないと却下される。
自由学習でもなんでもない。中には、一生懸命考えて書いたのに却下された子もいたそうです。可愛そうですよね。
などです。
上記のようなことは、次の教育相談で担任のTN先生に伝えようと思っています。
次回は、今日見学に行った時間走記録会について書きたいと思います。
こちら ↓ 参考になった本です。
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